幼い頃から自分がワキガという意識があり、人の近くにいるのが恥ずかしかった
小学5年生の時、母と近所のお姉さんが、ワキガについて話していました。
嘘はつけないと自分もワキガだと言いました。
そしたら「お前ワキガなの?」と大きな声で笑われ、恥ずかしいことだと知りました。
思春期に入り、ワキガ特有の臭いはどんどんひどくなっていきます。
当時はワキガードというデオドラントをつけていました。
スプレータイプの制汗剤は効きませんでした。
肌荒れで痒みもある中、そのデオドラントなしに学校に行くのは恐怖でした。
なんで自分だけ。
父からの遺伝だとわかっていたので、父、祖母、自分の家族を恨めしく思いました。
弟も妹もワキガで悩んでいたため、デオドラントの購入、付け方は私が教えました。
高校生になり初めて彼氏ができました。
でも脇はぎゅっと閉じたまま。
ずっと自分に自信が持てないでいました。
脇に臭いを感じるようになってから、脇には不自然な力が入ってしまいます。
特に夏に汗をかくと、臭いがひどくなるので、半袖から臭いが漏れないように必死です。
病院で体温計を脇に入れることも地味にストレスです。
悩み解消のための対策は
日本のデオドラント剤では効果が薄いため、今は海外のデオドラント(シークレット)を使っています。
やっぱり向こうの白人さんはワキガがあるのが当たり前の文化なので、効果はすごいです。
毛穴にピタッとついて、汗が出ないようになっています。
香料は強めですが、ワキガの臭いよりはマシなので、これで満足しています。
あとは、主人がアメリカ人ということもあり、自分よりワキガの臭いがきついです。
それでコンプレックスも軽くなり、あまり考えすぎないようになりました。
放置はしていませんが、昔ほど脇を開かないようにぎゅっと力が入ることもなく生活ができています。
同じ悩みを持っているあなたへ
もしワキガが治ったら、夏は思いっきり汗をかきたいですね。
人前で堂々と。
女の子同士だと、薄い洋服で、体と体の距離が近いので、もし臭いと思われたら、、と気にしてしまいます。
ワキガがなくなれなれば、堂々とハグとかできるんだろうな。
もう30代半ばになろうとしているので、これからワキガの手術はやらないと思いますが、もしまだ自分が未成年で、親の理解があれば手術もいいと思います。
コソコソ脇にデオドラントを塗り直している自分が恥ずかしくて、そんな風に自信が持てなかったのは損だったと感じます。
多くの時間を無駄にしてしまいましたね。